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TODAY'S MIKI 三木の笑顔に出会ったよ

竹彫りの魅力に惹かれて70年
  ~竹彫工 西村文男さん~

 毎年、厚生労働省が選出する「現代の名工」に竹彫工の西村文男さん(75歳)=三木町井戸が選出されました。「現代の名工」は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもので、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的としています。1967年に始まった表彰制度ですが、県内では今年で42人目の選出となりました。
 今回は、この栄誉ある賞を受賞された西村さんに喜びの声を聞きました。

先輩の功績を残したい

 家業の竹細工店「西村工芸」の仕事場にお邪魔すると、彫刻刀を握り観音像の絵柄を刻み込む西村さんの姿が。
 西村さんが初めて彫刻刀を手にしたのは小学生のころ。そのころから、父親の傍で彫刻刀を握りつづけました。高校卒業後は一般企業に就職しましたが、40歳を前に家業を継ぐことに。   
 その当時は、全国各地の竹彫士を訪ねては竹彫りの技法を教わったそうです。
 「当時は、同業者もいたが、後継ぎがおらず、気がつけば途絶えてしまっていた。」

 今回の受賞について伺うと、
 「これまでお世話になってきた先輩方の功績を何とか残したいという思いでやってきた。竹彫工という職業がやっと認識されたこと、このことが一番うれしいし、目標が一つ達成できた。」
と語る西村さん。
 これまでお世話になった先輩方に報いることができたことが何よりもの喜びのようです。

竹の魅力を多くの人に伝えたい

 「竹は木と違って彫るのが難しいが、繊細な線を出せるところが、竹彫りの魅力」
現在も毎日欠かさず彫刻刀を握る西村さん。
 工房には、これまで制作してきた作品とコレクションで集めた世界各地の竹がびっしり埋め尽くされています。
 作品一つひとつに思い入れがあり、その瞳はまだまだ輝いています。

 

 

 現在は、後継の育成にも力を入れています。サンサン館みきでは開館当初から一般向けの講座を開設しています。
 「後継者を育てなければ竹彫工はいなくなる。裾野を広げるために講座も開設しており、一人でも多くの人に竹彫りの魅力を伝えられれば。以前は生活のためにやってきたが、今後は一つでも多く良いもの残していきたい」
 「現代の名工」の受賞をきっかけに、竹彫りに対する情熱はさらに増しているようです。

Information

「西村工芸」はこちらになります  
→住所:木田郡三木町大字井戸4020番地2  
 電話:087-898-6452

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