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TODAY'S MIKI 三木の笑顔に出会ったよ

医療を超えて地域に貢献する拠点病院

「日本一子どもを産み育てやすい町を目指す」と宣言している三木町。医療分野に限っても、小中学生対象の血液検査、5歳児健診、中学校卒業までの医療費無料化など、先進的な取り組みを行っています。
これらは地域の医療を担う方々の尽力により実現しました。三木町池戸「讃陽堂松原病院」の理事長先生が大きな役割を担われたと聞き、訪ねました。
内科医でもある理事長の松原奎一先生と、名物小児科医の柴﨑三郎先生に、町の小児医療の特徴を伺いました。

子供達の血液検査は気づきと自己管理の機会

三木中学校の校医を務められている松原先生。子供達の血液検査で異常が多いことに気づき、1987年から町内の中学生全員を対象に血液検査を始めました。「三木町には中学校が1校しかないですよね。中学生を対象に検査をすると、町内の子供達ほぼ全員の健康状態を把握できるわけです。ですので統計的に傾向が分かり対策を立てやすくなるんです。」
この活動が発端となり、様々な協力者の支援の下、今や県内全域で小学生を対象にした血液検査が行われています。
「この検査は、異常値を発見して治療するのが真の目的ではありません。今の自分の健康状態を自覚して、周囲の方と共に自己管理をしてほしい、という啓発の意味が大きいんです。」
「三木町は、医療関係者の提案を真摯に受け止め、実現するための動きも早いですよ」と評価。コンパクトな自治体のメリットがこんなところに現れています。

(理事長:松原奎一先生)

子供に優しく、病気に厳しく、外来は楽しく!

小児科の柴﨑先生。強烈なキャラクターと、見出しのモットーのとおり丁寧で的確な診察により、我が家を含め多くの親御さんの支持を得ています。海外の医療事情に通じ、語学に堪能なことから、外国籍の方にも頼られています。
「関係各所の連携がスムーズなのが、三木町の小児医療の特徴です。松原病院の小児科は地域密着で運営していますが、町内の香川大学医学部附属病院、役場の乳幼児健診、学校などでの健診、夜間休日診療機関、病児保育施設などと相互に連携できる体制が整っています。」
この体制が整備される前は24時間体制で診療に応じていた柴﨑先生。その活力の源は?
「子供と接するのが楽しいんです。エネルギーをもらってるんでしょうね。診察中の会話もカルテに記入し、後のコミュニケーションに役立てていますよ。松原病院に務めて18年になり、当時診察した子がお母さんになって子供を連れてきてくれたこともあります。」

(小児科:柴﨑三郎先生)

よいと思ったことは早くやる、それが地域医療の使命

松原病院には、子供達の支援を手厚く行うため、早い時期から言語聴覚士が在籍しています。放課後等デイサービスも開設しました。

(言語聴覚士による言語訓練の様子)

病児・病後児保育施設も、三木町で初めて独自に設けました。松原先生によると「次は、子供達向けに運動機能が向上できる場を設けたいですね。香川の子供達は基礎体力が低い事実があるので、このあたりを何とか改善したいと思っています。」

(現在のリハビリ施設)

松原病院の歴史は、今の地域で興した医家にさかのぼり、何と2016年に満300年を迎えました。松原家のルーツは河内源氏で、初代が平安時代の武将・源義時に始まり、その後当地に渡り440年になります。
「地域の皆さんが健やかに暮らせるお手伝いをすること、それが300年の間、この地域で医療を通じてお世話になった松原家の使命だと思っています。そのためにできることはどんどん実践していきます。」
取材の最後に松原先生がおっしゃった言葉が強く印象に残りました。

・讃陽堂松原病院
http://www.sanyodo-hp.jp/

執筆者:三木町町民Reporter 平田 昌三(ひらた しょうぞう)

妻ともども近畿地方から縁もゆかりもない三木町に越してきて十余年。2人の子供は三木町生まれの三木町育ち。なるべく同じような立場の方に参考となる情報(+α)をお届けするつもりです。

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