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TODAY'S MIKI 三木の笑顔に出会ったよ

「『彫れ』と言われれば何でも彫れるよ」

讃岐伝統工芸 竹一刀彫 西村 秋峯さん

三木町の端、細道の先に

三木町の東の端、見落としそうな鋭角の小道を入っていくと、どんどん道が細くなっていく。目的地にたどり着くか不安になりながら、更なる細道にハンドルを切ると、工房の中から出てきたエプロン姿のおじさんが、笑顔で迎えてくれました。
おじさんの名前は西村 秋峯。竹一刀彫を製作する香川県に指定された伝統工芸士です。いかにも職人といった風貌からは想像できないくらい、人懐っこく愛くるしいキャラクターが印象的です。

言うは易く行うは難し

竹一刀彫とは、その名のとおり竹に文字や図柄が彫られた茶器や壁掛け、お守りのことをいいます。言葉で言うのは簡単ですが、木に彫るのとは違い、竹は円形上であるがゆえに丸みのある表面に複雑な描写を行う必要があり、熟練の技術が必要となります。
材料もただの竹ではなく、煤竹(すすだけ)と呼ばれる真っ黒な竹です。長い間囲炉裏の煙で燻された古い日本家屋の天井からとれる竹で、西村さんは全国津々浦々を渡り歩いて大量に仕入れたそう。その特殊な製造方法から、現在では手に入れるのが困難だといいます。

「『彫れ』と言われれば何でも彫れるよ」

百聞は一見にしかず。ということで実演していただきました。すると、ペンで絵を描くような繊細なタッチで彫り始めたかと思うと、見る見るうちに文字や図柄が生み出されていきます。
どんなものが彫れるのか聞いてみると、
「見たものを見たままに彫っているだけだ。『彫れ』と言われれば何でも彫れるよ。この前は外国人に『アラビア語で名前を彫ってくれ。』って言われて見たままに彫ったよ。その言葉の意味も発音も分からなかったけど、お客さんはすごく喜んでくれた。」
愛らしい笑顔の中に鋭い職人の目を光らせながら答えてくれました。

「先人が作ったものを集めて、自分の足らないところを補足しているんだよ。」

工房の2階には、西村さんが今まで製作した作品や韓国・中国・ベトナムなどの海外や国内各所でお会いした竹彫士の作品が展示されています。
「先人が作ったものを集めて、自分の足らないところを補足しているんだよ。」
先人の作品にヒントを得て試行錯誤を繰り返した西村さんの作品は秀逸です。般若心経を黙々と彫り連ねたものをはじめ、その精密な作品の数々には一瞬にして魅了されます。

西村さんの技に触れる機会がサンサン館みきの講座として開講されていますので、興味がある方はぜひ体験してみてください。
サンサン館みき講座案内:http://www.sansankanmiki.jp/kouza/index.html

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